眠りにはいってすぐの(そんなに深くない眠りの)状態と、目が覚める直前の(こちらも同様そんなに深くない眠りの状態)は、霊的な感度が高まっているため、たとえば、霊の気配を感じたり、何かが聞こえたりすることが起こりやすい状態といえます。
といっても、その時間帯に、霊的な現象が集中して起こっている・・・のではないです。霊的な現象は常にそこにあって、その時間帯に「人の感度が冴えるために、認識されやすくなる」ということです。
人は、眠っている間に、たましいが肉体を抜けて、あちらの世界に里帰りをしているといわれています。
しかし、その間の記憶は、通常は残りません。眠っている間は、あちらの世界のほうに自分の波長があっていて、霊的な意識が全開になっているので、こちらの世界の波長での「記憶」に残りにくいのです。
逆に、起きているときは、こちらの世界に自分の波長があっていて、現実のものごとへの意識が全開なので(霊的なアンテナが、眠っているときほどに広がっていませんから)霊現象を把握しにくいです。
この二つが、ちょうどうまい具合に?重なるために、霊的なことが認識されやすく、そして記憶に残りやすいのが、眠りにはいってすぐと、目が覚める直前の時間帯となります。
そのため、スピリチュアルなセンスが高めの方からは、寝ているときにふと目が覚めて、自分以外の気配を感じたとか、起きる直前に、不思議な音や声が聞こえた気がするとかのご相談をいただくことは少なくないです。「眠り」というのは実はスピリチュアルな行為でもあるので、こういうことも起こります。
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