人は何度も生まれ変わり、あらゆる状況を経験するという形で、たましいを成長させる学びをしています。
今回より以前の経験のことを「前世」といい、そのときの経験のすべては、グループソウルとよばれるたましいの領域に、刻まれていきます。
生まれ変わるときに、前世の「記憶」を持ち越すことはありませんが、
前世の経験から培われた「気質、性質などの特徴」を、備えて生まれてくることはあります。
この世にうまれた時点で、気質や性質の特徴が既にあらわれている(生まれた時点で、皆がゼロの横並びではない)のは、
たましいの領域から、特徴となる要素を備えてきているからです。
前世で、どのような生活をおくり、どのような出来事を経験したかという、具体的なことを記憶として覚えていることはできなくても、
今世での自分の、気質、性質の中に、たましいの経験値が反映されています。
たとえば、初めての経験なのに、とてもうまくできることや、
特定の状況にだけ、不思議と緊張してしまうことや、
ものごとへの親近感や好感という感覚なども、
前世の経験が関連している、反応のあらわれなのかもしれません。
コメント