この世には「時間」というしくみがあるので、行動をしてから結果がでるのはすぐとはいかず、時間の経過が必要となりますから、
未来を見据えて、動いていくことは大事ですよね。
目の前のことだけ見つめた動きよりも、「5年先、10年先の未来をイメージしながら動いていく」ほうが、一定の方向へ力を集めやすくなり、ものごとが達成されることを助けます。
先の時期を見据えて動くことは、ものごとをなすための基本的な姿勢で、それは昔も今もかわりません。
けれど、今の時代は、情報技術の発達で、あらゆる変化のスピードが速くなっている「先が読めない時代」だと思います。
たとえば、「自分が数年後にこうなれるようにと、想定して動いている」そのスピードよりも、「世の中が変化していくスピードのほうが速くなって、追い越されてしまう」ことも十分に考えられます。
「10年経ったらこういう未来になっていて、自分がこんな立ち位置になれたらいい」とイメージをもっていても、3年後や5年後にはそれは既に達成されて世の中にあり、さらに上のものが必要とされているかもしれません。
ものごとをなすにあたり、先を見据えて動く必要性はいつの時代もかわりませんが、
変化のスピードが速い時代は、あまり長期間で計画をするよりも、数年という「中期」でとらえていくことがあっているように思います。
また、そのときどきの状況によって、多少のアレンジをしたり方向転換をしたりすることもあり得るという意識をもっておくことも役立つでしょう。
まだ年齢が若い人は、そういう意識はあえてしなくても、この時代を過ごす中でそれに見合った価値観はつくられていくのでしょうけれど、
昭和組や、平成初期組の大人は、今ここから、未来を見据えて何かをなそうとするならば、今の時代の流れをわかっておく必要があると思います。
コメント
私はここ数年、考え方や好みの物がころころ変わります。気持ちも安定しないです…。
もうちょっとブレずに生きていきたいなと…。
わ様
世の中の変化が速いので、そのとき流行するもの、話題になるものもすぐに新しいものに移りますから、
好みがころころ変わるのも、皆がそういうものかもしれません。そのとき話題になるものが関心の対象になることが多いと思いますのでね。
気持ちが安定しないというのは、世の中のこととは別のご自身のことだと思うので、そこはわけてとらえたほうがいいと思います。