お互いに意見を伝えあうことの大きな価値。

意見は、人の数だけ違いがあります。違いがあるから、お互いに役立てることができます。

自分がよいと思う内容と、他人がよいと思う内容は違います。価値観はそれぞれ違い、この人生で習得すべき学びの事柄も違うからです。

夕方の砂浜に若い女性

自分が「あなたはこうしたほうがいいよ」と伝えたいことが、相手の心に響くとは限らず(たとえ事実として正しいとしても)、

相手が自分に「もっとここを変えたらいいのでは?」と伝えてきたことも、自分にぴったり合っているとは限りません。

それでも、伝えあうことは、参考意見として役立ちます。意見をかわす相手がいることはとても恵まれていて幸せなことです。

もしも、自分が相手のために、時間と労力を掛けて教えてあげたことを、相手がうまく解釈できず、せっかくの助言がいかされなくても、相手の生き方があるのだということを尊重して、それ以上は気にしないようにしましょう。

もしも、相手が自分のためにと、伝えてきた内容が、実際のようすに適したものではなかったり、一般論としてはそうでも自分には当てはまらないものだったとしても、相手の時間と労力を使って、伝えようとしてくれたことには感謝しましょう。

こういうことは、直接の答えにはならなくても「自分とは違う、いろいろな見方がある」「立場が変わると解釈も変わる」という比較対象となるため、間接的には必ず役立つのです。

コメント