カルマとは、サンスクリット語で「行い」をあらわす言葉です。
すべての行いは、固有のエネルギーをもちます。思うこと、話すこと、行動することのすべては、目に見えないエネルギーをつくることでもあり、それらは自分のたましいやオーラに刻まれ、のちに何らかの結果をつくりだすのです。
カルマの法則とは、自分がつくりだしたカルマは、何かの形で自分に返ってくるというしくみのことで、この法則があるからこそ、人は自分の行いを省みて成長することができます。
自分がしたことが、自分に返ると思えば、いろいろなことを努力できますし、きちんと頑張ろうと意欲をもつこともできます。
もしも、自分が経験することのあらわれに何の規則性もなく、何がどうなるかわからないならば、自分を律することも、努力をすることも難しくなります。過去の行いを反省することも、先の予測をたてながら動くこともできなくなります。
カルマの法則があるからこそ、日々の自分の行いを意識しながら、この人生という機会から学ぶことができるのですね。
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