動きたいタイミングで動けないのは、他人のせいではない。

ものごとに取り掛かろうとするときに「自分が動くタイミングが早すぎ」てうまくいかないことがあります。その動き自体は間違っていなくても、早く動きすぎて、物事の展開が追いついていないことはあり得ますからね。

実際のものごとの動きより、先取りして動いてしまう予知的なセンスが高めの人は、こういうことが起こりやすいです。

こうした現象自体は、良いとか悪いとかの区分けは何もなく、備わっているセンスによって先取りが起こりやすい傾向があるというだけです。

中世の女性と馬

一方「どうやっても、自分の動くタイミングが遅く」なってしまい、進みたい方向に動きが揃わず、やろうとすると別の用事がでてきて、まるで進むことを止められているような状態になることもあります。

こうしたケースは、スピリチュアルなセンスとは無関係に、いつでも誰にで起こり得ることです。こちらは、その人自身の「カルマ」が関連しています。

カルマとは「行い」のことで、自分の行いで生みだされたエネルギーが、人生で経験する出来事をつくるというしくみが「カルマの法則」です。

ベストのタイミングで動けないことも、別の用事で足止めされるかのような現象も(こういうことはとてもタイミングよく起こります笑)、他の誰かのせいではなく「自分が生みだしたエネルギーの作用」なのです。

たとえば、過去のどこかで、早くやればいいのに後回しにしたり、やるべきことをやらないままでいたり、他人に過剰な負担を与えてしまったり、、、

そうした行いのカルマがあれば、動きたいときに動けない状況に置かれるという形で「自分に返ってくる」ことはあり得ます。

黒い馬と中世の女性

その状態を変えたいと思うなら、この「やりたいことの間に挟まっている」カルマを解消すべく動いていくことです。

別の用事がでてきたら、そのことに真摯に向き合ってまずはその件をおわらわせること。そして、日々の生活の中でやるべきことをしっかり重ねていくこと。こうした現実的な蓄積により、流れを変えていくことができるのです。

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