誰に相談したいかで、自分の本音を知ることができる。

迷ったり悩んだりしている事柄があり、自分だけでは判断できないときは、誰かに相談して意見を聞きたくなるものですよね。

このとき、複数の知り合いの中から「誰に相談しようと考えるか」に、自分の本音が浮かび上がってきます。「あの人に相談したい」と選ぶ相手によって、もう半分くらい、自分の中で答えは出ていると言えます。

自分だけで決められないことを相談してみようと思うのは、信頼できるとか、経験豊富だからとか、相手のことが「わかっているから」ですよね。

そうであれば、相手の性格や考え方から「Aさんなら慎重な意見を言うだろう」「Bさんなら賛成してくれそうだ」と、相手の言いそうなことはいくらか想像がつく部分もあるはずです。

たぶん無意識に「そういうこと」をふまえて、相談したい相手を選んでいると思うのですよ。

Aさんに相談したいなら、自分も慎重に考えたいのだろうし、

Bさんに相談したいなら、自分を肯定してほしいのでしょう。

それなら、わざわざ相談しなくても(相談するのがダメとか、自分だけで決めるべきという意味ではない)、自分がそうしたいと思うことをすればいいという考え方もできます。

迷っている「気分」になっているだけで、実はもう「やりたいことの答えは出ている」し、決められない「感じ」も、「あともう一押し」がほしいだけなのでしょうから。

答えはいつでも、自分の心の中にあるものです。

コメント