モノが多すぎる環境は、エネルギーが散らかっている状態。

お部屋の中に、モノが多すぎるとき「行動をスタートできない」「つい先送りしてしまう」「どうでもいいことに時間を使ってしまう」ことがとっても多くなります。

モノにも固有のエネルギーがあり、その場にいる人に影響を与えます。

ひとつひとつのモノが放つエネルギーはそれほど強くはないですが、多すぎるものが放つエネルギーの「方向性が統一されていない感じ」は、エネルギーがあちらこちらに向かって散らかっている状態なので、

そういう環境の中にいると、自分も自然に同調して、思考と行動がひとつの方向に統一されていかない感じを体現してしまい、

なんとなく考え事をしているうちに時間が過ぎて、優先度の低いことをなんとなく行うという、メリハリのない過ごし方になってしまうことがあります。

やりたいことがあるのに、なかなかやる気が行動に結びついていかず、自分のメンタルが問題だと思っているその本当の問題(原因)は、周囲にある多すぎるモノのエネルギーの影響ということもありえます。

もちろんすべてがモノのせいという意味ではないですよ。いくらかのモノからの影響によって、なかなか動きだせない状態を強化してしまっている可能性もあるという意味です。

たとえば、明らかに不必要なモノが部屋の中にあり場所をとっているとわかっているのに、片付けたり処分をしたりする動きが面倒になったり、その件を考えること自体を先送りしたくなったりすることも、モノが放つエネルギーの影響で、優先度をしっかり考えることができなくなっている状態かもしれません。定期的に、お部屋にあるモノの量が適切であるかを見直していく習慣をもつといいですね。

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