スピリチュアリズムでは、人は「肉体をもっている霊的な存在である」というとらえ方をします。人は「霊でもある」ので、すべての人に「霊感」が備わっています。
霊感がどのくらいの強さで備わっているか、どのような方面に発揮されやすいかには個人差があり、霊感がとても強い人もいますし、それほどでもない人もいます。いずれにしてもまったくのゼロの人はいません。
けれど「そうはいっても、これまでに霊をみたことはないし、霊的な現象に遭遇したこともないので、霊感はほぼゼロな気がする」と思い込んでいる人は結構います。
霊感の解釈はもっと幅広いのえ、霊を見ることだけには限定されません。「霊はまったく見えなくても、霊感がとても強い人」はいくらでもいます。
霊感の強さとは「霊的なエネルギーに反応できる幅広さ」と「同調する度合の強さ」のことです。
ざっくりとまとめると、この2つと考えていいでしょう。
誰もが日常の中で、霊的なエネルギーに同調したり反応したりしながら思考と行動を重ねているもので、それは自分の「波長の幅」内で展開します。
霊感が強い人は、備えている波長の幅が広いため、他の人が同調しない領域のエネルギーに同調したり反応したりもするので、他の人が気づかないことに気づいたり、見えないものが見えたりというあらわれが起こるのです。
また、霊感が強い人は、霊的なエネルギーに同調しやすい「質」が備わっています。その人がもつエネルギー・オーラの質が、霊的な領域の質に同調しやすいものをもっているほど、なじみやすいので感化しやすくなるということです。
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