霊の世界には、この世界のような「時間」のしくみがありません。

この世には「時間」という変化のしくみがあり、私たちは、このしくみの中で生きているので、ものごとを時系列でとらえていくことができます。

過去から未来へと、ものごとが連続して時間が進んでいく認識は、私たちにとってはごく普通のことですよね。

一方、霊的な世界には「時間」というしくみがないので、霊的な要素は、時系列に並べることはできません。

時間とは、この世的なしくみで、

時系列は、この世的な認識の手段なのです。

大きな時計の前にたつ美女

そのため、霊的な手段を用いて未来を予知する場合も、時期を特定するのはとても難しいです。たとえば、未来でそうなる可能性が高いことも、できごとが展開する時期は、明日なのか、ひと月後なのかを把握することはできません。

ある程度の大まかな区分けはできても、詳しい時期まで把握できないのは、霊的な要素は「この世的な時系列に置き換えきれない」からなのです。

このことは守護霊からのメッセージにも当てはまり、伝えられてくるのは「現時点か、そう遠くない未来」のことが大部分ですが、「もっと長期的な未来へのメッセージ」が含まれていることもあり得ます。

霊的な世界と、こちらの世界とでは、時間という感覚がまったく違っているので、そのつもりで解釈を微調整していくのがよいと思います。

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