人生の中盤以降は、受け身になっていては楽しいことが見つかりにくい。

セッションには、幅広い年代の方からお申込みがあります。女性で、40代や50代の方から「これから何をしたらいいのかわからない」「自分は何をすると楽しいのかわからない」というご相談をいただくことが結構あります。

何をするのがいいかは個人差があるでしょうが、共通していえることは「そのくらいの年代になると、受け身でいては楽しいことは見つかりにくい」ということです。

なぜなら、人生経験が長くなれば、ある程度の立ち位置がつくられていき、行動範囲もだいたい決まってきますし、知っていることが増えて新しい刺激は減り、受け身でいては同じことの繰り返しに落ち着いてしまうからです。

夜の海を背景にした女性

同じことの繰り返しが安定していて幸せだと感じるタイプの方なら、上記のような悩みは生まれないのです。安定は大事でも、それだけではものたりないと考えるタイプが悩みをもってしまうということです。

年齢が若いうちは受け身でいても、日々の生活に動きや変化がつきやすいです。上の人たちの指示で動くことや、動かされることが多いですし、世の中のしくみやものごとについてもまだ知らないことが多いので刺激はたくさんあります。

ですが、人生の中盤以降になると、上の人の指示で動かされるという状況も減ってくる上に、知っていることがどんどん増えていくのですから、自分のほうから「探して見つけていく」姿勢になることが必要です。

これからの人生に、達成したい目標があると、毎日の生活にもハリがでます。その他のことを早くすませて、目標とすることに時間を使いたくなるので、生活全般にいきいきと力をこめてとりくめるようにもなります。

これから先の人生に、何が「起こるか」という、受け身的な考え方からは抜け出していき、この先の人生に、自分が何を「起こしていくか」という方向から考えて、そして、考えたことを行動に結びつけていきましょう!

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