「うまくいっていること」は、意外とわかりにくいもの。

うまくいっていないこと、できてないことは、とてもわかりやすいものです。

「今日は、部屋の掃除ができていない」「早起きができなかった」「先週決めたはずの計画も、まだスタートできていない」というように、意識の網にひっかかりやすいです。

しかし、「今日は、部屋がきれいに片付いている」としても、そのことを改めて「できている」とは認識しないことが多く、

「決めた計画が動き出している」ことも、「うまくいっている(予定どおりに動いている)」という意識の仕方にはなりにくく、いつもの日常として、流れていってしまいます。

できていることはスルーして、できていないことばかり意識してしまえば、焦る必要のないところで焦り、悩む必要のないところで悩んでしまいます。

それでは、意識の持ち方のバランスが、よいとはいえないですよね。

うまくいっていること、できていることを、自分が見つけていくとか、自分が認めていくことを、意識的に行う習慣をつけると、

日常のいろいろな事柄の中に、肯定的な要素が、思っているよりたくさんあると気づくことができます。

普通に過ごしていると、どうしても「できていないことのほうが、わかりやすいものである」ことを、わかっておき、

できているところ、うまくいっているところを、自分から見つけるという意識の向け方をすると、

焦りは薄れていき、不必要な悩みから解放され、自分らしい生き方ができるようになります。

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