自分を否定していると、マウンティングされてしまうことがあります。

自分を否定している人に起こりやすい人間関係の問題のひとつに、「マウンティングの標的」にされやすいというのがあります(>_<)。

向こうが上だと示すために、下げるようなことを言われたり。

こじつけのような比較をされたり。

自分を否定しているというのは、自分の内側で起こる「自分に対する認識」ですが、このように外側の人間関係にも、影響があらわれることがあります。

月の近くにいる妖精

支配的な人、威圧的な人はどこにでもいるものですが、

自分には指摘されるような落ち度はないし、下に見られる要素もないはずで、相手が自分の否定を目ざとく見つけている……わけでもなさそうなのに「なぜか」自分がマウンティングされる側に「なってしまう」という不可解な状況が起こるのが、

自分への否定がある人、なんですよね。

おそらくマイナスとマイナスが裏返って引きあっている状態で、「自分を否定している」エネルギーが、「相手の強引なところを引き出して」しまうフックとなり、お互いが反応してしまうのでしょう。

よくセッションでの相談事項としても「こういう場合は言い返していいのか」とか「どのように言い返せばいいのか」と聞かれるけれど、反応が起こった「事後」をどうするかでは解決しません。そういう出来事を「起こらなくする」こと、が根本的な解決になると思います。

そのためには、やはり自分の否定を手放すことなのです。

もちろんマウンティングを仕掛けてくる相手のほうが悪く、いい大人がそんなことをするのはどうなのかと思うけれど、しかし相手を変えることも、関わる人を全部選ぶこともできません。

なので「自分を守るため」に、今後はそういうことが起こらないように、自分への否定を手放すという「自分自身の内側でのとりくみ」をしておきましょう。

コメント

  1. より:

    かつてリーディングしていただいた者です。ブログ楽しみに拝読してます。自分への否定とは、具体的にどのようなことでしょうか。本当はこれをやりたいが、私は年齢が高いし、この分野の専門でないから諦めよう、これは否定なのでしょうか。※ご回答いただけるようであれば適宜省略してください。ネット名かイニシャルでお願いします。

    • リカコ リカコ より:

      直さま
      自分への否定については、昨年の9月末くらいから記事をたくさん書いていますので、過去記事をご覧いただければわかりやすいと思います。

      >自分への否定とは、具体的に

      自分という存在に対する、否定的な「認識」のことです。
      たとえば、自分なんてどうせダメに決まっている等の「自分への認識が否定的になってしまう」と、選択の場面で混乱しやすいし、自分らしさも出しにくいし、エネルギーの配線のもつれがでてきてとっちらかってしまいます。否定を手放していくと、本来の自分らしさが発揮しやすくなりますね。

      • より:

        大変分かりやすいご解説ありがとうございます。否定の問題は、根が深く、どの部分か、どうやって手放せばよいか、心あたりはあるもののクセになっていて取りきれないようです。今後もぜひ勉強させていただきます。ありがとうございました!

        • リカコ リカコ より:

          自分で判別したり、手放すとりくみをしていくことはとても難しいですね。かなり冷静に客観視をする必要があります。

          セッションをご利用いただければ、どのように判別をして、どのように手放していけばよいかをサポートさせていただくことができますので、必要なときにはぜひよろしくお願いします。

      • より:

        ありがとうございました!!

  2. ゆくり より:

    現在、自分への否定や過小評価を手放す為にリカコさんのセッションを受けています。

    こちらの記事を拝見して、ずいぶんと昔にあった事を思い出しました。

    ある集まりに参加しなくてはならなくなり指定された場所へ。少し早めに到着すると、そこの集まりの長をされている方が準備されていたので、ご挨拶をして「何かお手伝いしましょうか?」と声を掛けたところ…

    キッパリとお断りされました。それだけなら、(助けは必要なかったのだな)と納得出来るのですが、その後に私のフルネームについて、「そんなキラキラした名前しちゃってなんなの?」と指摘されました。(よく話題になるキラキラネームの類とかではないです)

    ???!!!

    最初はこれはツッコミかジョーク的なモノ?と悩みましたが、相手の方の表情からそうではない様子。あまりにも理不尽な発言に、言葉を失いました…というか、理解が追いつきませんでした。その方とはなんとなくお互いに存在を知っている程度で、ちゃんとお話をした事がほぼ無い関係。

    さすがにムッとしてしまいましたが、そこから1年は定期的に会わなければならないので悔しさを飲み込んで過しました。

    今から思えば明らかに理不尽だし、年齢も重ねた現在ならもうちょっと対処法があったな…と思えますが、その当時は軽くトラウマになりました笑

    自分では分からない何かが気に障ったんだなと勝手に反省会をしていましたが、理由がわかるはずもなくただ疲弊するだけでした。

    現在、否定というものに焦点を当て、手放しに取り組んでみると…

    当時の自分の否定によってもたらされた影響や波長の低さがありありと分かりました。そんなネガティブな記憶による囚われはもう手放すつもりです。

    • リカコ リカコ より:

      ゆくり様
      それはずいぶんと理不尽な経験をなさいましたね。ホント、その場にいたら理解が追いつかずに「ぽかん( ゚д゚)」になりそうです。。。ですが自分を否定しているときって「こういうこと」がよくあるんですよね。マウンティングをしてくるような人にめぐりあいやすいというのもありますし、なぜか自分だけが(他にもたくさん人がいるのに)そういう人のそういう言動の標的になりやすい、というのもあります。

      否定を手放していくと、自分の放つエネルギーが変わるためなのか、不思議とこういう人とは出会いにくくなります。そういう変化を実感していけるようになる今後がちょっと楽しみになってきますね☆