「楽しさ」がやる気に繋がるなら、楽しさを工夫してやる気を出していく。

「楽しさ」という要素によって、やる気が出るタイプの人は、そのことをうまく使って、自分のテンションを上げていくようにするとよいです。

行動をする際、取り組みをスタートする際に、何か「楽しみ」を感じられる要素を入れておくとか、継続していく中で、自分へのご褒美を用意していくなどの工夫をしてください。

自分がそのタイプに該当すると思う人は、「楽しさを得る」ための工夫をしながら、いろんなことに取り組んでみてください。

部下や子供がそのタイプで、自分が上司や親の立場になる方は、以下のように考えてみてください。

楽しさがないとやる気が出ないタイプの人は、見方によっては少々幼く思えてしまうかもしれません。楽しいとかそうでないとかの、感情を基準にしているという点では、そうした受け止め方も一理あると言えます。

しかし、楽しさがないと出来ない人に、「楽しくなくても、やりなさい」と強要して無理に取り組みをさせるよりも、「楽しみをみつけながら、(やるべきことは)やりなさい」としたほうが、本人も気分よく取り組むことができるでしょう。状況によるでしょうが、そのほうが管理の労力は少なくてすむ場合もあります。

結果がちゃんと出ていくなら、そういう取り組み方もアリと受け入れていくほうが、お互いにストレスが最小限となり、「分かり合う」ことは難しくても「尊重し合う」ことなら、出来ていくのではないでしょうか。

楽しさばかりを基準にしていては、世の中やっていけないという指導をすることもときには必要だと思うので、柔軟に使い分けていくことはもちろん大切です。それを前提とした上での、考え方の一例です。

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