恋愛の運や縁とは、自分でつくっていくものです

恋愛に関することも、よくいだたくご相談事項のひとつです。恋愛や結婚のご縁というのは、生まれる前から決まっているものは少なく、この人生を生きていく中で「つくっていく運」であり「むすんでいくご縁」になります。

生まれる前から決まっている範囲も、あることはあるんですが、それはみなさんが思っているよりもかなり「ざっくり」としたものです。

細かいところは人により違うので、ある程度の目安というか中央値としてはそうなっているというくらいに解釈していただければと思います。

たとえば「人生をとおして出会う人数」がすごく多いかそうでもないか、などはだいたい決まっています。といっても今のこの時代に極端に少ない人はいませんから、ここはあまり気にしなくてもいいかもしれません。分母が多いほどいいいってことでもないでしょうから。

そして「このくらいの年代で恋愛対象となりそうな層との関わりがある」とか、「何歳の頃に誰かを好きになる」とか、時期がだいたい決まっている人もいます。たとえば「４０歳前後のころに恋愛感情をもつ」みたいなことです。

その相手が田中さんなのか、山田さんなのかは、決まっていないことがほとんどのように見えますね。たまたま？といってはアレですが‥‥‥その時期のお互いの動きの中で出会ったのが田中さんだった的な。そこで出会うのがもし山田さんだったら、違う展開の人生がつくられていったかもしれません。相手が変わればそうなりますよね。

そして関わりができたその人と恋愛関係になるか、それともお互いに通り過ぎていくかはその時の自分しだい（相手しだいでもある）なので、そこは決まっていません。

ですから「つくっていくご縁」ということなのです。

こんなふうにざっくりであり、ふわっとしたものは「ある程度は」決まっている部分もあるけれど、そこまでかっちりしたものは決まっていないようです。