普段の思考と行動の外側に、新しい気づきがある

何かをしたいけれど、何をしたらいいかわからない。そういうときは「これまでとは違う新しいことを何かしてみる」のがいいでしょう。また特に迷いなどはなくても、普段から意識して「常に新しい刺激を自分に与える」という姿勢も大事なことです。

そのことが直接の結果にはつながらなくても、きっかけとなればというくらいの軽い気持ちで。経験したことのないことをあえてしてみる、誰かがいいよと言っていたことを試してみる、普段の自分なら選ばないほうを選んでみるなど、

ちょっとの新しさを毎日の中に加えてみてください。

古代中国の少女

それらの行動は何がいいかというと、いつもと違う感覚を味わうことができるところです。その行動から直接何かが得られることはなくても、いつもと違う部分が揺り動かされて、新しい気づきがあったり、アイデア出てきたりします。

私のお客様は、このような経験をした方がいました。普段の自分なら引き受けない「遠出する仕事」をすることになったそうです。本来の業務とはちょっと違うし、掛かる時間とお金も釣り合わない、好きな分野というわけでもない、それでも「何か新しいことを」と思っていた時に出てきた案件だったので引き受けたそうです。

そうしたら、思っていた以上の面白さがあり学びになったこともあったと。やってよかたなという気持ちで帰路についたところ、なんと駅にある掲示物に「数か月間探し続けていたある情報」がのっていたと。諦めかけていたけれど、その情報を得られたことで、これからの展開を真剣に考えだすようになったそうです。

普段の思考や行動の外側に、何かちょっとでも動いてみると、こういうことが起こるようになります。一回や二回では、あらわれることがあまりに小さくて刺激と感じないこともあるし、空振りになることもあります。それでも三回、五回‥‥‥と続けていくうちに何かしらの「よかった」と思える手ごたえは出てくるものです。

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