私たちは「肉体をもっている霊的な存在」であり、霊的な関与をうけながら、この世での人生という経験を学んでいます。
霊的な関与のひとつが、守護霊(指導霊)という存在からの導きです。
守護霊と自分とは「たましいの繋がりがある関係」です。
守護霊は、血縁の身内の霊ではないですから、自分と国籍が揃っていないことも普通にあります。自分が日本人だから、守護霊も日本人という規則性はなく、アメリカ人の場合も、中国人の場合もあります。
これはスピリチュアリズムでは基本的なしくみなのですが、実際のセッションでは「私の守護霊は日本人ではないのですか!」と驚かれることもよくあります。
それはおそらく「霊」といえばイメージされるのが「先祖の霊」だからでしょうね。先祖霊なら、国が揃うケースがほとんどでしょうから、そのイメージの延長で、守護霊も、自分と国を揃えた存在のイメージが浮かぶのでしょう。
しかし、先祖霊は「血縁という繋がり」という、この世的なものですが、
守護霊と自分は「たましいの繋がり」で、たましいに国籍のような区分はありませんので、いろいろな方がいる可能性があるのです。
それでも、自分と守護霊の間には、似ているところが多くあります。
国も時代もまったく違っているのに、お互いの職業が似ていたり、性質が似ていたり、その外国のことに(たとえば守護霊がイギリス人だとして、イギリスの文化などに)ご相談者さま自身が関わりがあるなどの、何かしらの共通点や繋がりがみられることが多いようです。
そういうところが、たましいの繋がりのあらわれなのでしょうね。
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