損な役回りにならないように、自分の優れたところを出していこう

人という存在を深くとらえていけば、誰もが良いところをもっているので、この人は素晴らしいとか、そうではないとかの優劣はつけられません。

しかし社会のなかでは、とても表面的な「損得」「感情」「印象」などで判断されて、優劣や上下がつくられてしまうことは多いです。

状況におうじて誰もが上になったり下になったりするし、得をすることもあれば損をすることもあるというなら納得できますが、現実はそうはならず、

いつも軽く扱われたり都合よくつかわれたりする、損な役回りになってしまう人がいますよね。性格がやさしい人がそうなりがちです。

不思議な神殿に白い鳥

そういう人たちは、自分を控えめにして相手をたててあげたり、手間がかかるほうの役割をたくさん引き受けたりと、ある意味、上下の下や、優劣の劣に「自分からすすんで」いってしまっていることにもなり、

そこに、軽く扱われてしまう原因がある気がします。

誰かがやらなければならいことだとか、自分がやらないことで他の誰かに負荷がかかっていいのかとか、真面目でやさしい人は気になると思います。

しかし自分が世の中のすべてを抱えることも解決することもできず、自分ができるのは、自分の影響力が及ぶことだけです。

まずは自分、と考えてみたときに、この社会の中では何かしらの「優れたところ」を出していくほうが、親切にされやすくなり「優遇」されます。気持ちも労力も搾取されにくくなります。

自分の優れたところ、強いところを磨いて「出る杭になっていく」ことも、この物質社会を生きていく学びだととらえれば、割り切っていけるのではないでしょうか。

やさしい人は、漢字で書くと「優しい」で、それだけでも優れているんですが、しかし立場的な下ばかりにいると、やさしさゆえに損をすることも多いので、控えめになりすぎないようにしましょう。

コメント

  1. やなぎー より:

    はい、頑張ります!

    • リカコ リカコ より:

      やなぎー様
      いろいろ「してあげる」ことも大事ですが、自分の思うように「していく」ことも大事ですよね!