こちらの過去記事のとおりで「大器晩成型」にあてはまる人は、たくさんの知恵を集めることに向いたオーラをしていて、自発性も行動力も持っていますが、それらを積極的にはあらわさずに人生の前半を過ごすことが多いようです。
こういう人は、ピークを中盤以降にもっていくように、人生のスケジュールをある程度は決めて生まれてきているのだろうと感じます。
この大器晩成型の人が注意すべき点がひとつあります。それは、前半の生き方になじんでしまい、(活躍していく時期となるはずの)中盤以降になっても「前半の続きのように過ごしてしまう」ケースが結構みられるという点です。
周囲のものごとを吸収して学んでいくことが得意になり、人生が「まあまあうまくいく」ようになってくると、これが自分らしい生き方だ、ここまでが上限だろう、という思い込みから積極的な姿勢をとらなくなってしまうことがあります。
本来そんなに受け身な人ではないのに、いつのまにかそうなってしまう、これが大器晩成タイプの人がおちいりやすい「罠」ですね。
ピークを中盤以降にするカリキュラムをもっていながら、この状況になってしまう理由とは、人生の前半でつくられたか前世から持ち越してきた「カルマ的なもの」が影響していると考えられます。
たとえば「短い糸」と「長い糸」があるとしたら、長い糸のほうが絡まりやすいですよね。それと同じで人生の時間も、期間が長くなるほど途中でいろんな出来事が起こるので、それだけもつれたり絡まったりしやすくなるのです。自分への否定なんかも、そのひとつです(>_<)
ここに気づいて絡まっているものを除いていけたら、本来の自分らしさと、前半で培ってきた経験と知恵をいかして人生を創造的なものにしていけます。
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