ものごとの変化が速い時代は、少し先の未来に照準をあわせていくといい

これからの時代は「少し先の未来」を意識しながら進んでいくのがあっている気がします。お客様たちにはそのようにアドバイスをしています。

なぜならものごとが変化するスピードが速いからです。10年先とかを考えるのでは長すぎで、短いスパンで未来をイメージして、内容も柔軟に(必要に応じて)変えていくのがいいと思っています。

神秘の時計と妖精

この数年、世の中がものすごいスピードで変化しているのを実感します。テクノロジーの発達で、情報があっという間に世の中をめぐるので、流行にしても話題の共有にしても、数年前とはくらべものにならないくらい短期間で消費されていき、また新しいものが出てきます。

こうした変化が速い時代において、あまりに先の未来にゴールを設定しても意味をなさないと感じます。たとえば10年先にこうなったらいいと考えた理想の未来が、2~3年後にはもう一般化していて、理想と掲げられるようなものではなくなるかもしれません。

あまりに先を考えすぎても、途中で何度も方向転換をすることになったり、再考して調整する必要がでてきたりする可能性が高いです。

そうかといって意識を「今この瞬間」にあわせすぎても、今度は遅れてしまう可能性があります。世の中の変化が速すぎて、今この瞬間の意識でとらえたものは、すぐに過去のものになってしまうからです。

そのように考えてみれば、両方の「あいだ」をとって、少し先の未来に意識を向けていくのがベターであると思うのです。自分的な感覚で少し先どりをするつもりでいるくらいで、結局は(世の中の動きは速いですから)リアルタイムの今に照準があっていく気がするんですよね。

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