みえない糸で、すべてが繋がっている。

この世にあるすべては、それぞれ単体で存在しているようにみえても、「何かで、繋がっている」ものです。

スピリチュアルでよくいわれる、「同じ要素をもつもの同士が、引きあう」しくみ(波長の法則)なども、そうした繋がりの一形態で、

あらゆるものが、いろいろなものに起因している、「縁」や「しくみ」で繋がっています。

たとえるなら、自分を含めた、この世のすべては、「見たり触れたりできない、エネルギーの糸」で繋がっているようなものなのでしょう、

自分にしか影響が及ばない、内的な行いも、その他の事柄へ、エネルギーの糸で波及したり、作用したりすることもあれば、

その逆もありで、誰かの行ったことが、直接の関係がない自分の周囲に関連してくることもあるのでしょうね。

ある、Aという事柄の努力をしていたところ、まったく別のBという事柄のほうで、思いがけず成果がみられるようになったり、

山田さんにしてあげた親切が、本人からは戻ってこなくても、山田さんとは関連のない田中さんから自分が親切にされるという形で、戻ってくることがあったり、

そうした展開は、私たちの現実的な感覚からすれば、「不思議」なことなのですけれど、

スピリチュアルな領域を含めた広い視野でとらえるならば、「そういうふうに、なっている」ようです。

目の前のひとつの事柄が、みえない糸によって、いろいろな事柄に繋がっているという「間接的」という作用の仕方を、私たちはときどき忘れたり、軽視しがちになりますが、こうした視点ももっていくことが、自分の人生を豊かにすることに繋がっていくのでしょうね。

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