同じこと繰り返し、経験値を積みかさねていくことは、たとえるなら「足し算」です。そこに、別の形で応用を利かせていくことは「掛け算」です。
まずは基本があってこそ、応用や発展がなされていきますから、行動を重ねて、経験値を増やしていくことが必要です。
このような自分になりたい、このことを達成したい、いろいろな目標があると思います。そのためには、まずは足し算です。経験値としての行動の回数を増やしていきましょう。
足し算は、とても地道な作業ですから、面倒になったり、飽きたりすることもあるでしょう。ですが、基本がなければ応用ができません。足し算の結果の数字が、少しずつしか増えなくても「今はこれが大事なのだ」と考えていきましょう。
そうして努力を続けていくと、ある時点で「その場所から、さらに一段上へと進んでいけるような時期」がやってくるものです。外から働きかけがあり初役できる機会が与えられたり、自分で応用のアイデアが思いついたりして、これからの可能性が広がっていくようになります。
最初のうちの積み重ねが大きいほど、掛け算をした後の結果も大きくなるのですから、そうした未来の可能性の「種」を集めているのだととらえて、ひとつずつ行動を重ねていくことです。
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