誰もが当たり前のように行っている、睡眠という行為は、実はかなり「スピリチュアルな行為」でもあります。
私たち人間は、肉体をもつ霊的な存在なので、肉体の休息とともにたましいの休息も必要となります。眠っている時間は、霊的にいえば、たましいの里帰りをして、活力をチャージするための時間でもあるのです。
眠っている間、私たちの意識は、幽体離脱のようなことが起こってあちらの世界へと戻り、霊界において、守護霊などと作戦会議を行っているのだという記載が、江原啓之さんの書籍には書かれています。そうした霊的な意味もあり、物理的に肉体を休めて回復をはかるという意味もあります。
こうして休息(回復)が睡眠によって成されて、また次の日の元気な活動に繋がっていくというサイクルも、私たちは当たり前にとらえているけれども、よくよく考えてみると「神秘」だなと思います。
スピリチュアルなセンスが、安定して発揮される。
睡眠をしっかりとることは、スピリチュアルなアンテナの感度を安定させていく役割があります。
睡眠が十分でないときのコンディションは、霊的な側と、現実的な側との「境目」がしっかりしていない状態となります。
必要以上にあちらの世界の方面に感化されやすいといいますか、ある意味においては感性がとても敏感になるのだけれども、よいバランスでのセンスの発揮とならず、不安定な発揮のされ方になることが多くなるかもしれません。
きちんと睡眠を取っていることが、肉体の面でも精神の面でも、そして、スピリチュアルなセンスを発揮する意味でも大切なことなのです。
コメント