何手も先まで読める勘のいい人は、プロセスを埋める作業は苦手になる

霊的なアンテナが高くのびている勘のいい人は、ものごとがどのように進んでいくか何手も先まで読めてしまいます。なかでも「自分と相性がいい事柄」ならばなおのこと、最終的なゴールまでが想像できたりもします。

「この道をいけば、こんなふうに進んでいくだろう」
「最終的には、このようなゴールに到達できるだろう」
「この分野は、自分のセンスと相性がいい」

まだ何もスタートしていないうちから、こうした「答え」がひらめきます。自分のことがわかり、未来がわかるのだから有利になるはずですが、意外と「わかってしまうゆえに前に進めない」ことも起こりがちです。

マーメイド

いきなりゴールがわかる人は、スタートからゴールまでの「プロセス」を考えたり行動したりするのが苦手になるのです(>_<)

先がこうなる、ゴールがこうなるとわかるのに、現実的にはプロセスをとばすことはできず、ああしたりこうしたり、また考え直したり。時間と手間を注ぎ込んで少しずつ進むしかないですが、このタイプの人にはそこがストレスになります。

ゴールがわかるとは、先に先にと進む力のこと。そこから「戻って」あいだを埋めていく作業するのは、得意と逆をすることだからです。

これは勘がよい人は、誰もが苦しんでいるところでもありますが、この世は「時間というしくみがある場所」「物質というものがある場所」ですから、ああしてこうして試行錯誤をするプロセスを省略できないんだと、そのように気持ちを切り替えて、ゴールまでのあいだを埋める作業をコツコツ積み上げることですね。

ある程度、あいだが埋まるまでは「なかなか進まない」「遅い」というのがストレスになりますが、半分くらい進んでいくと、遅いなりに加速(本人的にはそう感じてしまう)がついてくるので、少しずつは楽になっていくはずです。

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