霊感という受信機の精度は、完全ではない

霊的な世界から、何かしらの働きかけがあったとして、こちら側の私たちは100%を受けとることは難しいです。

人は、この世という物質次元で、重い肉体をまとっています。人の本質は霊であり、誰もが霊感をもっている、とはいうものの、やはり物質次元という場所と、肉体に入っている二重の制限により、霊感のあらわれは完全にはならないからです。

少女と妖精の会話

このことを解釈するときに、「でも霊的なエネルギーは完全なのでは?」と考えてしまうと混乱します。そういう意味ではないので分けて考えてください。

完全でないのは「自分の霊感」です。

霊的なエネルギーの純度は100%だとしても、私たち人間がもつ「霊感という受信機の精度」は、そこまで高性能ではないんですよね。

霊感は、その人がもつ「周波数の幅」内で発揮されます。幅をこえたものにはうまく反応できなかったり解釈がたりなくなったりします。また、本来なら周波数の幅におさまるエネルギーでも、その時々のコンディションによっては、うまく同調できないこともあります。そうしたばらつきは、どうやっても出てしまいます。

霊界の側も、こちらの霊感が完全でないことは当然わかっています。わかったうえでエネルギーのやりとりがなされています。

なのでこちらの側でも、しくみとしてわかっておくと、認識がそろって同調しやすくなるからでしょうか、通信の質が上がったりします。

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