前世での性別の経験値が、異性の理解力に繋がっていることもあります。

前世で、「女性だった経験が多い、(今世の性別は)男性」、または、「男性だった経験が多い、(今世での性別は)女性」は、たましいの経験値があることから、異性の気持ちへの共感度や理解度が高いです。

女性の前世をたくさんもつ男性は、男性の平均と比べて、女性の気持ちがよくわかり、

男性の前世をたくさんもつ女性は、女性の平均と比べて、男性の気持ちがよくわかります。

そうはいっても、(前世による、たましいの経験値があっても)、今回の人生の肉体(性別)という制限の中での理解ですから、前世で経験したそのままが活用できるわけではないです。

それでも、「かつて自分がそうだったという経験」は、理解力の底上げになってくれることは確かです。

女性、男性にみられる性質の特徴というのは、とても大きなくくりの傾向で、個別の性格はそれぞれあるけれど、「男性に多い傾向」「女性に多い傾向」という特徴はありますからね。

性別的な脳の構造だとか、ホルモンのバランスだとかの差はありますし、育ち方や扱われ方も違ってきます。

たとえば、地図が読めるとか、地図が読めないとか(笑)。

そうした、性別ごとの特徴的なことが、前世を通して培われた、たましいの記憶に素地がある、ということです。

今まで、いろいろな方からのお話の共通点として、どうやら、「性別による、嬉しいこと」よりも、「性別による、されて嫌なこと」のほうが、わかりやすいようです。

これは、この世という場所が、肯定的なことはわかりにくく、否定的なことのほうがわかりやすいという特徴があるため、でしょうか。

「男性は、これを言われたら嫌だよね」とか、「女性は、こう扱われると不満になるだろうな」ということが、異性でありながらもよくわかり、気が利いた行動ができたり、配慮した言動をとることができたりするようです。

そういう人は、異性にモテることが多いかも?しれませんね。しかし同時に、わかってしまうゆえに、恋愛にのめり込めないとか、負担をかけると悪いと思って変に遠慮してしまうこともあり、メリットばかりではないようですが(笑)。

また、異性間で友情が生まれやすいのは「こういう人同士」なのかもしれませんね。性別をこえてお互いの理解者になれるのは、かつての自分の経験がそうさせているのかもしれないです。

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