職業をもたない前世、というケースも多々ある。

自分の前世に関心がある方の大部分は、「前世でどのような職業だったか」を知りたいという関心になるケースが多いようです。

職業名がわかれば、生活の仕方や、当時の過ごし方のイメージがつかみやすいためだと思います。

たしかに「あなたの前世は西洋の宗教家でした」とか、「日本人の武士でした」と聞けば、歴史の知識をあてはめたり、仕事の内容から推察したりして、服装などもイメージしやすいですからね。

外へ出て働く仕事ばかりではないので。

けれど、昔の時代は、現代のような生活スタイルではないため、○○士、○○師というような、イメージのつきやすい仕事をしている生き方ばかりではないです。

特に、前世が女性だった場合は、これといった職業をもっていなかったケースも少なくないでしょう。専門職への道が、女性にも開かれてきたのはわりと近年のことだからです。

また、今でいう主婦業のような立場の方もいたと思います。それでも、昔の時代は、今とは違って便利な環境もないですから、とんでもなく大変な重労働だったでしょうね。そうなると、外へでて働く状況にはならないでしょう。

特には職業名はないけれど当時としてはそれが一般的、という時代や状況で過ごしたケースもあるわけです。

守護霊の場合は、職業名がある立場の方が多いようです。なぜなら、導く役は、知識と経験値をたくさんもっている存在が担うので、知識を身につけられるような人生を過ごした霊が多くなるものだと、以前に読んだ、江原啓之さんの書籍に書いてありました。

(たしか、「どうして守護霊に武士が多いのか?」とか、そういう質問に回答した内容だったと思います。昔は、今と違って、誰もが知識を得られる環境ではないので、と。)

ですが、前世の場合はいろいろで、職業名をもっていない人生だったケースも、普通にたくさんあるでしょうね。

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