仕事量が多ければ、実力もその分だけ身についている。

人よりたくさんの動きができる、気が利いて行動が早い人は、たくさんの量をこなして、たくさん苦労して、・・・なぜかたくさん「怒られる」こともあるという理不尽な状況に置かれることがあります。

たとえば普通の人が、一日に10回その仕事をこなせるとします。だいたい10回くらいやれば、1回くらい、間違いが発生するとします。

気が利いて行動が早い人がいて、一日に30回も仕事をこなせるとします。コツをつかむのが上手なので(だから早くできる)、ミスは少ないけれども、それでも20回に1回くらいは、間違うとします。

そうすると・・・前者は一日で1回、後者は1.5回となったときに、 なぜか比率としてはぐっと低いはずの後者が 目立って怒られてしまうという、不思議かつ理不尽なことがよくあるものです。。

比率は低い上に3倍の量の仕事をしているのに、 こういうことってあるんですよね。

さらに、仕事が早い人というのは、「作業を進めることがうまい人」で、作業によどみがなくて流れるように行うので、 簡単にそれをやっているふうに見えてしまい、簡単にやって慎重さがないから間違いが多い(多くないのに;)という受け取られ方になったり・・・。

こういう評価のされ方になると、理不尽としか表せない気持ちになりますが・・・、 しかし見ている人は見ているものだし、わかってくれる人もいるだろうし、

そして何より、回数を重ねることで 自分の実力が伸びている」ことは確かで、 どこかで力がいかされることもあるでしょう。

ものごとはすべて裏表なので、そういう一面があれば 別の一面もあるものなので、 明るい気持ちに切り換えましょう。

コメント

  1. MAKO より:

    仕事が早いか遅いかも含めて、いろいろな仕事をしてきて共通しているのが他の人と比べて負担が大きくなるということでした。
    記事にあるように、理不尽なこともたくさんありました。
    この年になり起業しますが、振り返ると修行をさせられていたのではと思うのです。
    あの時もあの時も、大変だったことが今の自分を作っていると思うと貴重な経験でした。
    若いときにはわかりませんでしたが(^_^;)

    • リカコ リカコ より:

      MAKOさま

      まだ人生の経験が少ない状態では、比較するものがないので、経験から身につくことの価値がわからないものですが、
      経験が増えていくほど、いろいろなことが繋がって理解できるようになり、わかることも増えるものですよね。