波長の法則で人間関係は作られるが、何もかもが同じではない。

この世で起こることはすべて、何らかの共通要素が引き合って展開するという「波長の法則」が関連しています。

日々起こる出来事もそうだし、関わりをもつ人間関係も同様です。

ただし、波長の法則とは、一部分でも引き合うところがあれば出来事や関係性がつくられます。

たとえば、人間関係において、出会う人と「何かの共通点がある」ことは確かですが、「何もかも、まったく同じという意味ではない」ので、

引き合っている部分以外は、それぞれの違いがでてくる」ものです。

このことは、忘れないようにしたいものです。

そうすれば期待しすぎることもないし、分かり合うためや共同作業のためには努力も忍耐も必要であることも受けとめられますからね。

特に女性は、この点を意識するようにしてください。女性同士の人間関係は、「同じだね」「似ているのでわかりあえるね」という共感の感情で繋がることが多かったり、そういう感覚を重視している人が多いため、少しでも同じ要素が相手にあると、大部分が同じであるかのような、思い込みになってしまう(わかっていても、ついなってしまう)ケースが少なくないようです。

しかし、基本は、それぞれ別の個性をもった、別のたましいの存在です。

そうした、たくさんのたましいの存在が、同時に社会生活をするという環境で、何かの共通点を備えている人同士が、知り合い、関わりをもち、関係をつくって学び合うしくみなのです。

(ほとんどのケースでは)ほんの少しの共通要素をもっている人同士が引き合い、共通点に親しみを覚えたり、違いに苛立ったりしながら笑、たくさんのことを学び合うようになっているんですね。

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