気負いすぎないことも大切。

物事に取り組むときに、意欲をもって、自分の資質を発揮しよう、期待に応えようという、前向きな姿勢は、とても大切ですし、必要なことだと思います。

しかし、その意欲も、適度に発揮されている分にはよいですが、過剰になりすぎて、「我こそは」の気持ちが大きくなりすぎると、空回りすることもありますので、注意が必要です。

いい働きをするためには、「余力」を残しておくことが大切です。100%でやりすぎると、他人から見ると過剰になってしまうこともありますし、うまくいっている場合はともかく、予定通りに進まないことが一つでも出てくると、途端に歯車がかみ合わなくなります。

リカバリーも、余力があってこそ行えるのであり、いっぱいいっぱいになっていると、頭の中に思い浮かべることすらできないものだったりします。余力がなければ、軌道修正すらも、難しくなってしまいます。

意欲を、最大限に良い形で発揮するためには、気負い過ぎずに、冷静な部分も保ちながら、物事にあたっていくのがベストです。自分が注ぎ込める気力や労力を100%使う場合も、70%の場合も、実際の成果は、それほど大きく変わらないこともあります。

100で頑張ると気持ちに余裕がない分、空回りしやすいというロスも発生したりして、トータルで見ると、70と変わらない結果になることも多いのです。

本人的な満足度として、100%出し切った方がスッキリして手ごたえも感じるかもしれませんが、仕事というのは、自分が満足するためにやるものではなく、需要にこたえ、相手に満足してもらうことで、成り立っています。自分の達成感だけを基準にしては、仕事は成り立っていかないと思います。

「コーヒーカップの100%」と、「バケツの70%」を、中身の容積のみで比較すると、後者のほうが「たくさん」あります。100とか70とかの数字は、対容器の比率であり、中身同士で比較すれば、「大きな容器の70%」のほうが、より充実している場合もあるわけです。

短期決戦ならば、自分の持てる力の100%を出し切ることでいいと思います。しかし、仕事というのは、普通は長期戦です。一瞬の出来事にすべてを出し切ってしまうと、後が続かなくなります。

自分という器を大きく育て、70%くらいの力でも、「とても小さな容器の100%」を超えるだけの仕事ができれば、自分にとっても相手にとっても、それが一番望ましいバランスとなるのではないでしょうか。

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