念の力が強い人は、土や植物にふれて余剰エネルギーを放出するといい。

念の力が平均よりも強い人は、思いを生み出す力が強いので、望むことを引き寄せたり、自分の思うことを外に向けて伝えたり発したりすることが得意となるというメリットがあります。

しかし、同時に、そのエネルギーの強さゆえに、自分がコンディションを下げたときの振り幅も大きくなりがちです。こういうタイプの方は、メリットも大きいかわりに、よいコンディションを保つことが、意外と大変になるものです。

強さが、良くも悪くも作用しやすい。

念が強い人は、怒りなどのネガティブな感情が自分の中で増幅しやすかったり、不満を抱いたときなどに、無意識に攻撃的なエネルギーを発してしまうようなことが起こりやすいです。

思いのエネルギーの力が大きいですから、思ったことのエネルギーが、いとも簡単に外へ向かって放たれるということです。

そうなると、放ったものは自分に返ってきますし、放つための消耗もありますので、両方の意味で自分に負荷がかかることになりますね。

自分の状態を高くたもっていくようにして、ネガティブな感情からの思いにゆれ動かないような自分になり、せっかくの力の強さを、そういう方面に(無意識で)使うことなく、望ましい方向へ使うための力としていきましょう。

「勢いがつき過ぎない」ように。

念の力が強いということは、発するエネルギーが強く、それに思いのエネルギーが掛け合わせになりやすい、ということです。

それらが、良い方向に使われているなら、エネルギーの強さがスムーズな流れを作り、自分にも、他人にも、肯定的な効果を与えることが多いですが、

自分のコンディションが下がってしまうと、強さが逆に作用して、電気が内部でショートするかのように、狭い範囲に強い負荷が掛かったり、攻撃的なエネルギーを発してしまい調和を乱すような作用を引き起こすことがあるのです。

何をするにしても勢いがつきやすく、そうして思いの力を載せて活気あふれる行動がとれるかわりに、「勢いがつき過ぎ」にも、なりやすいわけです。

土や植物などにふれることで、エネルギーを分散させる。

よいバランスのためには、気持ちが不安定に上がったり下がったりして、一度に負荷が掛かるようなことを避けるために、気持ちを安定させていくというセルフコントロールが効果的です。

けれども、こうした力が大きい人にとって、そのコントロールは容易ではありません。とても重くて扱いにくいハンドルを操作するようなものだからです。

現実的で、日常でとりいれやすい動きとして、普段から土や植物などに触れることでエネルギーを分散させるという方法があります。

内部にエネルギーを停滞させないように、外に向けて使ってしまう、放ってしまうのです。

土に触れたり、植物の世話をしたりすると、自分の中に停滞している不要なエネルギーがそちらに流れていきます。自然のもの、天然のものは、エネルギーと馴染みやすいですから、そちらがエネルギーを帯びてくれるしくみを利用します。

そして、逆に土や植物からのエネルギーをチャージすることもでき、ちょうどよいバランスが取られていきます。

観葉植物とか、家庭菜園とか、植物のお世話をすることはとても効果的です。

こういう現実的な工夫を行いながら、自分の内面のバランスを保つことに取り組むといいでしょう。

 

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