エネルギーは、触れたものや関わりをもったものへ移っていく。

人が放つエネルギー(オーラ)は、その人が関わりをもった人や、触れたものへ移っていくことがあります。たとえば絵の具を塗った手で、人や物と関わると色が移っていくようなイメージですね。

といっても、それは永続的なものではなく、一時的なものとなります。

その件との関わりが薄くなれば、エネルギー的な影響も薄れます。

常に関わりをもっている状態ならば、関わる都度エネルギーが補給されることになりますので、影響は継続されていくこととなるでしょう。

頻繁に使うものや、思い入れの強いもの。

頻繁に使うものや、長く使っているもの、または、本人が大切にしていて思い入れの強いもの、物の材質がエネルギーを付着させやすい(エネルギーに馴染みやすい)もの、という条件が揃っているほど、それにはエネルギーがつきやすいです。

たとえば、子どもの頃につかっていたバスタオルなどを、今では使わないけれども処分できずに取っておいてしまう方もいるのではないでしょうか。そういう話はよく聞きます。

バスタオルは頻繁に使います。子どもの頃から長く所有しています。思い出に繋がるので愛着もあります。そして、綿などの天然素材はエネルギーと馴染みやすいです。

こうした特徴がすべて揃っていますから、古くなっても捨てられないんですよね・・・。自分のエネルギーが馴染んでいる、自分の一部のような感覚になってしまいますから。

子どもの頃に使った布や寝具などを処分できない大人は、実は珍しくないかもしれませんね。または、本人は忘れていても、親御さんのほうが、お子さんが幼い頃のエネルギーがついているので、処分できないと思うこともあるかもしれません。

お子さんが、赤ちゃんの頃につかっていたぬいぐるみだとか毛布だとかを手放さないケースも、こうしたエネルギーの影響があるのだろうと思います。自分のエネルギーが馴染んでいるものは安心しますからね。そういうときは、他のものが、より馴染んでいくまで(いずれ、頻繁に使っているもののほうがエネルギーの馴染みが大きくなりますから)、様子をみるといいでしょう。

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