子ども繋がりの「ママ友」という関係を、「プライベートの友達」と同じように考えてしまうと、つきあっていくことが苦しくなります。
ママ友との距離感は、プライベートの友だちと同じにせず、仕事の付き合いと同じように「近すぎない」程度が、ちょうどいいかもしれません。
プライベートの「自分の友だち」ではない。
ママ友というのは、あくまで子どもを通した関係です。
子どもを抜きにしたら知り合っていないかもしれないし、友だちになっていないかもしれません。
たとえるなら「仕事を通した関係」に近いのです。
仕事だからこそ関わる上司や同僚、または得意先の担当者のような存在であり、プライベートの友だちと同じように考えないでおく、という割り切りをもったほうがいいですね。
ママ友という名称は、仕事の「役職名」や「部署名」のようなものととらえ、主任とか、部長とか、営業部とかの、仕事に関連する要素の名称と同じとして、個人的な感情をそこに挟まないようにすれば、必要以上に悩まずにすみます。
そうした役割として与えられているものは、どうしようもないし、どうにかしなければならないものとも、ちょっと違いますものね。
会社の役割での「主任」という言葉に、「主」という文字が入っていても、別のその人が主というわけではないように、
「ママ友」にも、「友」という文字が入っていても、プライベートの友だちとは違う場合もあるととらえて、ほどよい関係でやっていくのがいいと思います。
心から仲良くできる人がいたら、貴重なこと。
女性同士は、「横繋がりの共感」で関係を作っていくことが多く、なおかつ、子どもをふくめてうまくやっていかなければならないので、距離感がむずかしいですね。付き合わないわけにもいかないでしょうから。まさしく、仕事の関係と同じだな、と思います。
そうした距離感のとり方が難しい「ママ友」関係の中でも、本当に友だちだと思える親しくできる人があらわれることも、ときにはあるでしょう。
もしそうなったら(レアなケースでしょうが、笑)、それは、お互いにとてもいいことです。けれど、必ずそうなるものではなく、ならなければいけないものでもないですから、ほどよい距離感でうまくやっていくようにしましょう。
関係が密なママ友付き合いは、子どもが小さいうちだけで、年齢が上がるとともに、楽になっていくことも多いようですから。
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