オーラには、その人自身があらわれています。
その人が備えている性質や特徴、感情や体調というその時の状態など、いろいろな要素がオーラの示すようすに反映していきます。
備えている本質的なものはそれほど大きな変化はしなくても、肉体の年齢によって、どの要素が大きくあらわれるかは変わってくるものですよね。
若い頃には、その世代にふさわしい性質が、大人になれば、その年代にふさわしい性質が表面化してきて、この人生という学びの進みを後押しするようになっています。
そのことは、オーラのようすにも反映していき、年代ごとの共通性がみられます。
ただし、オーラのようすは個人差が大きいですから、必ずそうなっているという規則性のあるものではないです。よく見られる、大まかな特徴というふうな位置付けでとらえてください。
小さいこどものオーラ。
まだ小さい子どものうちは、オーラは全体的に「ほわーん」とした柔らかさがあるような雰囲気ですね。全体がひとまとまりのようでもあり、大人ほどには性質のあらわれがはっきりしていません。備わっている個性が、「これから作られている」とも言えますし、「これから表面化してあらわれていく」からでもあるのでしょうね。その前段階にあるオーラという印象です。
20代前半くらいまでの、若い人のオーラ。
若い人のオーラは、活力があります。エネルギーそのものが、若さがのった力強さみたいなものが感じられます。
体力も気力も充実している時期ですから、(オーラとは、その人自身のあらわれですので)そうしたエネルギーになるのも当然ですね。オーラのエネルギーが「濃い」という印象です(色の濃さのことではなく)。
しかし、社会経験の少なさから、「自分をうまく運ぶことが大人のようにはできにくい」ので、素材そのまま的な?荒削りを感じさせることもありますが、その「荒削り」なところが、裏表としての「力強さ」にも繋がるものと思われます。
大人のオーラ。
経験値が多くなるほど、比較対象がたくさんあるので自分を知ることができます。知恵も増えていくので、自分をうまく運ぶということの感覚がわかってきて、自主性や責任感などもよりしっかり定まっていきます。
そうしたすべてが、オーラのようすに反映していきますから、大人のオーラには、若い頃にはみられない「深み」があらわれます。
荒削りな感じは薄れて、その人「らしさ」がわかりやすくなります。
若い頃のオーラは、「らしさ」が「強さ」に覆われてしまうこともあるのですが、そうしたバランスがうまくとられていき、「らしさ」がわかりやすくあらわれていきます。
シニア世代のオーラ。
それまでの年代と比較すると、気力や体力は下がっていきますので、比例してオーラの活力も落ち着いたものとなっていきます。
荒削りなところがなくなり、達観した感性がオーラにもあらわれていきます。
ですが、今の時代は、この年代の方達が一番元気で行動的だったりしますね、何しろ、日本経済が元気だった時代を経験している方達なので、オーラも、若々しい方が多いです。
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