スピリチュアルな事柄に関心をもつ女性、抵抗感がある男性。

個人差があるので、全員に当てはまるわけではないですが、一般的には、男性はスピリチュアルなことに抵抗を感じる人が多く、女性は関心をもつ人が多いようです。

その差がどこからでてくるか、スピリチュアルな事柄への受け止め方の違いについて書いてみたいと思います。

どうなることが不安が少ないか、という差のあらわれ。

人は、肉体を伴っている霊的な存在です。

この世という物質の次元において、肉体でもあり霊でもある、という状態で生きていくことは、とても不安定です。

そのため、誰もが「不安や恐れの気持ち」を持っています。

根本的な不安定さをもっているのは、男性も女性も変わりません。

しかし、不安定さを解消するための考え方には、男女の差があって、そこがスピリチュアルに抵抗を示すか関心を持つかの差に、繋がっているようです。

男性の場合

男性は、人間関係の構図が、縦の序列となることが多いです。そして思考の基準は理性であることが多いです。

そのような感覚で生きている男性にとって、何かとても大きな、自分を超える仕組みなり要素なりがあって、自分はその全容を把握することができない状態というのは、不安感を増大させます。

自分の「上」に、把握できない何かが存在する、と考えるのは、解決思考でとらえていく男性にとって違和感を覚えることです。そのため、男性は、スピリチュアルなことに抵抗感をもつ人が多いです。認めたくない気持ちでもあるのでしょうね。

女性の場合

女性は、人間関係の構図が、横の繋がりとなることが多いです。そして思考の基準は感情であることが多いです。

女性にとっては、自分を超える仕組みが存在していて、自分がその下にいるという関係性に、庇護されているような安心感を覚えます。横の繋がりの、面倒なものを全部超えてしまう領域がある、と受けとめることは、安心になるのです。

男性とは違って、むしろ、自分が完全に把握できない何かが「あってほしい」と考えるのが女性です。

不安を払拭したいのは、どちらも同じ。

どちらも同じように不安定さをもっていて、恐れの気持ちも持っていて、その気持ちを除いて安定したいのは同じなのに、

一方はスピリチュアルに抵抗感を示し、一方はスピリチュアルに強い関心をもつという差があります。

女性のご相談者さんから、男性のご家族が、スピリチュアルに否定的で困るという声はよくききますが笑、そこは、男性特有の感性による影響もあるので、

そういうものだと受けとめていき、女性と同じレベルでの関心は期待しないほうが、お互いに平和でいられるのかも?しれません(^_^;)。

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