デジャヴ(既視感)が起こる、3つのパターン。

デジャヴとは、実際には一度も体験したことがない、初めての経験のはずなのに、

既にどこかで経験しているかのような「懐かしさ」や「知っている」という実感を覚えることです。

既視感とも呼ばれます。

しかし、このような感覚には「勘違い」や「物忘れ」も、含まれていることでしょう。

その場所には、行ったことがなくても、よく似ている景色の記憶が繋がって、懐かしさを感じさせていたり、または、実際には経験済みのことを、すっかり忘れて初の経験だと思いこんでいたり・・・。

そうした、思い違いを除いた、霊的な意味合いや作用を含んだ「デジャヴ」の仕組みは、大きくわけると3つあります。

1、 前世での経験の記憶。

スピリチュアルに興味のある方にとっては、これが、最もスムーズに納得できる理由かもしれませんね。

たとえば、今回の人生で初めてフランス旅行に行ったのに、景色に懐かしさを感じ、見たことがあると感じ・・・、それは、前世でフランス人だった経験があるため、というものです。

私たちは、この世に生まれるたびに、前世での細かい記憶は忘れてしまいますが、それは「忘れた状態になっている」のであって、前世の経験が「無になった」わけではないので、何かの拍子に記憶の断片が蘇ってくるのは不思議ではありません。

2、 意識だけが、先行体験した。

人の想念の力は、とても強いもので、以下のような動きをすることがあります。精神や想念が、実際の行動に先んじて「体験」をするのです。

既に決まっている予定について強く考えていたりすると、エネルギーだけが先にその場所に行き、そして、後日、自分が実際に見たときに「これは、以前にも見たことがある・・・?」と、いう感覚がでてきます。

以前に、対面セッションを実施していたときには、前日あたりに、その方のエネルギーが先に来ていることがありましたね。または当日の、到着の少し前に、エネルギーだけが、椅子の場所にお越しになっていたりすることも。

で、お会いしたときに「あら?リカコさん、以前にもお会いしたことがあるような・・・?」と、何となく既視感が発生するわけです。

3、 自分以外の霊的エネルギーに、感応した。

私たち人間は、肉体をもった霊的存在なので、誰もが、霊的エネルギーを受信したり発信したりしながら生きています。誰もが霊ですから、霊感があります。霊感が強いほど、いろんな霊的エネルギーに感応しやすい性質を持っています。

霊は、どこにでもいますし、霊的なエネルギーもどこにでもあります。それらの、自分以外のエネルギーに感応して,「自分のことのように」既視感が起こることがあります

たとえば、フランスに行けば、フランスのエネルギーがそこらじゅうにあるわけですから、馴染みやすい人は、一時的に、その場の霊などに感応して、霊の記憶や性質等を「まるで自分のことのように」体感し、既視感に繋がることもあるのです。

 

細かく分ければ、もっといろんなパターンはあると思います。

エネルギー的、霊的な要素が動く仕組みは、物質の移動とは違うので、このような、一見不思議な仕組みで、動いていることもあるのですね。

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