表現や言葉をストックしておくと、適切な助言や回答につながる。

カウンセラー、コンサルタント、セラピスト、講師など、人の相談にのったり、質問に回答する性質をもつお仕事を目指す場合、「質問に回答する力」を磨いていく努力はかかせません。

質問に回答するための「知識」も大事だけれども、ここで取り上げるのは、知識を元にした、「回答する力」です。

知識として知っていることと、それをつかって回答することは、別の要素です。回答するためには、質問を理解しなければならないし、回答にふさわしい知識を(自分の知っている中から)選ぶという判断力も必要になります。

そうした幾つもの要素が関連する中で、特に初期の段階や、これから始めようとしている方に有意義となる、回答する力の磨き方、そのための準備として、

いざというときに、その内容にふさわしい表現を選べるように、「自分の中に、言葉、例題、語彙を増やしておく」ことです。

例えば好きな書籍とか、実際の人との会話などから、使えそうや一文をヒントとしていただき、頭の中に集めておきます。

材料を用意しておくと、その動きに呼応するかのように、使うための機会が与えられたり整ったりしていくことも多いものです。

そうした経験から、「こういうときに、この表現だと伝わりやすいようだ」という経験からの知恵が、身についていくようになります。

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