適切な質問をしていくと、会話にリズムが生まれる。

他者とのコミュニケーションにおいて、「適切な質問をする力」が高いことは、とても有利となり、スムーズなやりとりに繋がり、良い関係を作っていくことができます。

会話というのは、ただ何となく話をすることもありますが、質問したり答えたり、というやりとりを繰り返すことで、作られていくこともありますよね。適切な質問ができると、そこにリズムが生まれ、相手が会話に乗ってくるようになるので、やりとりもスムーズになりますし、また、それにより自分も助かるわけです。

自分が聞かれる側になることを想像してみてください。「的を射た質問」をしてくる相手と、「漠然としていて、何が言いたいのか、よくわからない質問」をしてくる相手がいたら、どちらとの会話が、弾みそうに思えるでしょうか。

それは、やはり、前者だと思うのです。後者のタイプだと、自分は、聞かれる側でありながらも、会話の主導権を、自分がとらなければならないのだろうな・・・と、そんなことを、考えてしまうのではないでしょうか。

漠然とした質問を繰り返してしまうと、相手を緊張させ、疲れされますし、また、自分の(相手からの)評価や印象も、下げてしまうこともあるかもしれません。

本当は、そのことに造詣が深くて実力も備わっていても、質問の的を外していると「この人は、あまりよくわかっていないのかな」などと、思われてしまうことにもなりかねません。

適切な質問をする力、とは、的を射た内容になっていることと、相手が答えやすい(何を答えたらよいのか、明確である)聞き方で、範囲を絞ること、だと思います。相手を困らせようとして、わざと難しい質問をするのでなければ(笑)、この2点に気を配ることが基本だと思います。

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