人は、「肉体をもった、霊的な存在である」というふうに、スピリチュアリズムではとらえていきます。
人は、実は「霊」でもあるので、すべての人に、「霊感」があります。それぞれ強弱の個人差はありますが、まったくゼロの人はいません。
直感とよばれるものも、広い意味では、霊感のあらわれの種類になります。
霊感や直感が、平均より高い人ほど、スピリチュアルな領域のことを、普通に受け入れていく・・・ように思えるけれど、
しかし、実際には「直感がものすごく高い人は、スピリチュアル否定派になりやすい」?という不思議な特徴がみられます。。。
理由としては、直感力がとびぬけて高く備わっている人ほど、思考と直感の境目がなく、「思考の延長のように、ごく自然に直感が働く」ために、自覚されにくいからです。
たとえば、考え事をしているときに、
「あの件と、この件、どうしようかなあ・・・」
「うーん、どうしようか」
「・・・数分経過」
「あ、そうだ!このようにしたらいいのでは?」
というふうに、ひらめくまでの「時間の経過」や「思考の経緯」があると、ひらめきが降りてきたという感覚になりやすいですよね。
困っていたり、迷っていたりするときに、(自分の思考の外側から)何かを与えられたような感覚、何かに到達したような感覚の、認識になります。
しかし、直感力がとても高い人は、こうしたタイムラグや、プロセスを経ることなく、もっとスムーズに、「考えているそばから、瞬時にアイデアがわいて、考えがまとまる」ものです。
そうなると、それは、本人の中では、自分が思考をしたという認識となり、わざわざ、直感というカテゴライズにはならないのです。
思考と直感との境目がなく、あまりになめらかに繋がっている、ということです。
よって、「とても直感力が高いのに、そちらの方面には無関心か、全否定」という人たちが、一定数、存在するわけです。。。
私も以前は、どちらかといえば、そのタイプでした。
なので、気持ちはよーくわかりますので、私としては、「直感の高さゆえに、スピリチュアルを否定している人」を否定しません(笑)。むしろ、大いに共感します。普通に、そういう認識になるだろうな、と思うので。
直感が高い人「あるある」のひとつですね。
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