否定的なことを考えていると、オーラにも反映していくことがある。

オーラのようすとは、その人自身の反映となります。

そのときの思考や感情という心の状態、体調という体の状態などの、一時的な要素も、「その時点での状態」として反映がなされていきます。

たとえば、前向きな姿勢で過ごしているとか、心に柔軟さをもっているときは、オーラのエネルギーとしての流れもスムーズであり、逆に、こだわりすぎたり頑固になったりしているときは、オーラの動きにも、硬さがみられるようになります。

人との関わりとは、オーラ同士の関わりでもあるので、お互いのことが、エネルギーを通して伝わることになります。

ほんの少しの、何も言葉を交わさない程度の関わりでも、エネルギーレベルでは交流がなされていき、何かが少し伝わっていくことは、考えられます。

たとえば、イライラして不愉快になった過去の出来事を、頭の中で何度も思い出してなぞっていたり、相手への批判的な思考を思い浮かべたりと、

「否定的な思考をしているときに、突然、近くにいる見知らぬ他人が、はっと何かに気づいたように、自分のほうを振り返った」ので、心の中でも見透かされたようで、驚いた、という経験をもつ方は、結構いるものではないでしょうか。

口には出していない、内側で思い浮かべただけの否定的な思考を、知らないだれかに見抜かれたような気持ちになりますね。

こういうときは、勿論、見抜かれてはいないのですが、

相手の方は、「否定的な思いがオーラに反映しているときの、エネルギー的な違和感」に、反応したと考えられます。

否定的なことを何度も繰り返し考えたり、その思いにとられているときのオーラとは、普段の自分とは違う、ビリビリしていたり、トゲトゲしたりしている、なめらかではないエネルギーになります。

それが、瞬間的に大きく放たれると、相手が反応してしまうのでしょうね。

何かよくわからないけれど、順行ではないエネルギーがあって、それに反応が起こってしまった、というところでしょう。おそらくその相手自身も、どうして振り返りたくなったのかは、わからないことと思います。

普段の自分のオーラを知っている相手が、いつもと違うものを感じるならともかく、たまたますれ違った相手が反応するのは、びっくりですが、

そのくらい、エネルギーの不調和さ、その人らしくない否定感というのは、わかりやすいものだ、ということでもあります。

調和というのは順行だから、スムーズで、

不調和というのは、逆行している分、ひっかかりがあるので、

トゲトゲ、ビリビリがありますからね。

ただ心の中で思っているだけで、発言をするわけではなく、行動にあらわすわけでもない、と、ついつい「心の中の思い」にノーマークになってしまいますが、

エネルギーのあらわれというものが、「ある」ということですね。

日常の中で、ついつい「まったく、どうしてこうなんだ!いいかげんにして!」などと、考えてしまうことは誰にでもあります。

しかし、それをいつまでも続けていては、自分の状態を下げる行為を、自分が、行っていることになり、

他人が反応してしまうくらいの、エネルギーの不調和を体現している、ということなので、自分でこのことに気づいたら、その都度、思考をストップして、本来の自分らしさに戻していく切り換えの機会としたいものです。

「周囲の人達は、自分の鏡である」という表現は、本当にそのとおり、自分の何かを映し出してくれる役割を、お互いに果たしているものなのでしょうね。

コメント

  1. amber より:

    はじめまして(^^)

    スピリチュアル系のブログはいろいろ読んでいますが、リカコさんのブログは私の中で一番附に落ちる、と言うかしっくりと来ています
    今ヒプノセラピスト養成講座に通っているのですが、とても参考になります

    人の持つ波動は敏感に感じる方ですし、それがネガティブな波動の時は自分に影響を受けてしまうこともあります(^^;

    そう思うと常日頃から自身が安定していることが大切だと実感しています

    今後もブログ楽しみにしています(*^^*)

    • リカコ リカコ より:

      日頃の自分自身のコンディションは、とても大事なことですよね。
      ですが、わかっていても、それが一番難しいことでもありますよね(^_^;)。
      私自身も、毎日、反省の繰り返しです笑。