人生で経験することは、決まっているものと、加わるものとがある。

「自分の人生に起こること、経験すること」は、大きくわけると2つの要素があって、

生まれる前から決めてきている、たましいのカリキュラム的なものと、

生まれた後に、人生の経験を通して、いろいろな思考や行動の積み重ねで結果がつくられ、新たなものが加わったり、可能性が広がったりしていくものとがあります。

両方が、縦糸と横糸のように交差していき、人生が動いていくパターンがつくられていきます。

人生の学びの作られ方は、人それぞれ違いがあります。「縦糸」が優先されていく人生の動きになる人もいれば、「横糸」が優先されていく人もいます。

つまり、「生まれ持ったカリキュラムが、より優先されるケース」

逆に、「今世での新たな経験からの結果が大きく反映して、リアルタイムでカリキュラムがつくられていくケース」

そして、「両方が、ちょうどよくブレンドされたように展開するケース」などがあるのです。

人生の「パターン」は多種多様、

自分の人生の展開は、まったく同じものは他にない、オンリーワンです。

生まれ持ったカリキュラムが優先されていくパターンの人は、人生の後半になるにしたがって、いろいろなことが、ある特定の方向へと集約されるような進みになっていく傾向がみられます。ひとつの道に繋がっていくようなイメージです。

世での経験が大きく反映していくパターンの人は、人生の後半にいくほど、いろいろと可能性が広がったり、自由度が増したりするようになります。末広がりになっていくようなイメージですね。

私のところへご依頼をいただく方達は、「人生の前半は、カリキュラムにそった展開のほうが多く、人生の後半は、あまり枠を決めずにあえて自由さや可能性の余白をつくっている」、ブレンドされているパターンの方が結構いらっしゃいます。お客さま同士にみられる共通性も、同じ要素をもつ人があつまる「波長の法則」なのでしょうか。

そのため、前半と後半で傾向がらっと変わったり、好きなこと、関心がわくことがまったく変わっていくとか、行動の範囲や、職業なども、大きな変化がみられるケースが多いようです。「Y字」のようなイメージですね。

人生の進みが半分くらいくると、つまり40代くらいになると、こうした、自分のパターンがわかってくるようになります。

相応の経験の量があってこそ、共通性を見いだしたり、比較して判断したりができるようになりますから。

不思議と、自分でわかるものです。

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