未来がどうなるかは、自分がクリエイトしていける

私がリーディングをしているときの感覚(状態)というのは、たとえるなら「その人自身について書かれている本を読み進めている」感じです。特に、ご相談内容にかかわる情報をつかもうと能動的になっているときは、そういう感覚になります。

本から飛び出す妖精

そうして数々の本を読んできたことを改めてふりかえると「それぞれの個性が反映された本になっている」と感じるんですよね。ひとつとして同じものはなく、その人らしさが凝縮されているなあと。

たくさん書いてある本、少ししか書いていない本、すごく閉じている本もあるし、同じページばかり使い込まれている本もあります。どのページにも、その人らしさがあらゆるところに刻まれています。

本の雰囲気や内容はひとつとして同じものはないですが、共通しているのは本の仕様で、過去はぎっしり書き込まれていても、未来はそれほどの密度にはなっていません。余白がたくさんあり、これから書き込んでつくっていく状態になっています。

つまり未来とはそこまで細かくは「決まっていない」のです。

今の時代に生まれている私たちは、思っているよりもかなり自由に「主人公である自分を動かして物語をつくっていく」ことができます。そういういい時代を私たちは生きています。

これまで書いていた内容をうまくいかし、しかし過去にとらわれすぎず「自分がこれからこうしたいと望む人生の物語を書き加えていく」のがいいでしょう。

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