自分を信じるためには、自分を知ること。

自信をもちたい、自信をつけたいと思うなら、

そのために必要なことは、まずは「自分を知ること」だと思います。

自分について知らないまま、自分を信じることは難しいです。

自分という存在は、どのような性質を有していて、何が得意で、何が苦手なのか、どのようなところに価値の基準があり、思考や感情が動くのか、そういうことをひとつひとつ知っていくほど、

自分という存在に意識的になることができて、それが自分を信じることに繋がっていきます。

こうしたプロセスが何もなく、もっと漠然としたままでも、自分という存在をまるごと肯定的に認識することができる人も、世の中には存在しますよね。

そういう人と、同じ形で、自信をもっていこうとするのではなく、

自分にあっている形で、とらえていくことが大事です。

そもそも、何のプロセスも必要とせず、丸ごと自分を肯定できる人とは、生まれたときからそういう気質なのであり、どうやって自信をもつかと迷ったり、考えたりはしないタイプの人なのです。

自信をもちたい、自信をつけたいと考えている、「そうなろうとしている人」が、「最初からそうである人」と同じにはならないですから、それぞれの質にあった動きをとっていくことですね。

まずは、自分について知ること。その積み重ねが、自分に対して意識的になる機会を増やし、知っているほど、自分をいかしやすくなり、動きに余裕もうまれていき、

自分に対する認識が、以前と違っていることに気づいていくそのプロセスが、

自分を信じる感覚を、育てていくプロセスにもなると思います。

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