自分の行いが、自分の人生をつくっている。

この人生をつくっているのは、自分の「行い」です。

自分が、思ったこと、発言したこと、行動したことなどの「行い」が、いずれ何らかのものごとの展開に繋がり、結果をつくっていくこととなります。

この、行いという「原因」が、ものごとの展開という「結果」をつくるという、繋がりのしくみを「カルマの法則」といいます。

原因と結果を結びつけるしくみ。

カルマの法則は、今世だけで完結するものではありません。

前世での行いが、今世で結果になることもありますし、今世での行動が、来世のどこかで結果になることもあります。

また、時間の結び付きもさまざまで、

十年前の行動が、今日の結果に繋がることもあれば、今日の行動が、間を置かずに明日の結果として展開することもあります。

いつの時期に、どのような形で結果になるかは、私たち人間が、自由に決めることはできません。それがわからない状態で、人生という経験を重ねていくことも、この世での学びに含まれているからです。

いずれにしても、自分の行いが、自分の人生というフィールドに実るしくみがありますから、いつどのような形で実るのか、それを自分がどのような印象で受けとめるのかを、楽しみながら進んでいけばいいですよね。

「今日起こったこのことは、過去のあの件が原因かな?」などと、全部を認識することはできず、想像がつくのは全体のうちのごく一部分でしかなく、その一部分すらも、自分の認識が正しいのかはわかりませんけれど笑、、、

それでも、このしくみを知識として理解して、そうした解釈をあてはめながら受けとめていくことは、知らないままで過ごすよりもずっと深く、自分の中に響くこととなるでしょうから。

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