人生の学びの道は、まっすぐな一本道にはならず、
同じところをめぐりながら上っていく、らせん階段のようなサイクルで、進んでいきます。
次のサイクルへと向かっていく「少し前」の時期になると、現状に対して、何かちょっとだけ「しっくりこない」ものを感じてしまうことは多いものです。
飽きているのとは違う、不満があるのでもない、でも「これでいいのか」という問いかけるような気持ちがわいてくるのです。
次のサイクルの少し前とは、今のサイクルのおわりでもあります。
そうした時期になると、これまで普通に行ってきた慣れた動きから、自分が少しずつ「上っていく」ことによる「ずれ」を感じやすくなるのでしょう。
慣れたことへの安心より、違和感が優先するようになってきたら、
それは、新しい刺激を自分に与えようとしている、成長のあらわれです。
これまでのサイクルが、十分になじんで力となり、
次のサイクルへと上っていく準備が、なされているのでしょうね。
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