まもなく、今年がおわっていきます。私たちは「一年」や「年度」の区切りで、ものごとの動きをとらえることが多いですが、
それは認識しやすさの目安であり、実際のものごとの動きは、そうした区切りにとらわれず続いていきますし、重なっていきますよね。
ものごとが、スタートする時期も、おわる時期も、別に、年始や年度の区切りとは揃っていないことが普通です。
人が何度も生まれ変わる「たましいの旅」も、このようなしくみで進んでいくもののように思います。
前世、今世、という区切りは、この世の出来事でいえば、年明け、年度替わりのようなようなもので、
たましいの学びは、生まれ変わりを重ねて「続いていく」ものですから、学びの内容が一段落というタイミングがどこでなされていくかは、人それぞれなので、
「今世の内容が、前世の経験の続き」のように展開するケースもあれば、「前世とはあまり関連しない、新しいことをする今世」になるケースもあるという、あらわれの差が生じるのだと思います。
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