過去にやりかけて、そのままになっていることを掘り起こす。

新しいことを、ゼロからスタートさせるのは大変な手間が掛かります。

情報を集めて、準備をして、動きだすまでにも時間が掛かりますし、動きだした後は、思い通りにいかない部分(山のようにでてくるものです)を、改善していくという動きを続けていく必要がでてきます。

こうしたプロセスにも、学びがありますし、少しずつ進んでいく実感がやりがいになることもあるけれど、しかし、あまりに長い時間と多大な労力が掛かることは、やる気が下がってつづかないケースも多くなります。

ゼロからのスタートは大変、ということは、逆にいいえば、「ゼロからのスタートでなければ、その分だけ初動のプロセスが省けて優位性がうまれる」ことになります。

過去に経験したことを別の形でいかしたり、過去にやりかけて止めたことを再び掘り起こして再挑戦したりという「続き」の動きをとれば、

情報を集めることが少しで済んだり、集め直す場合でも、どのように探すといいかの方法がわかっているので時間が短縮されたりします。

十段階の三くらいからスタートできれば、準備の手間が省かれて、力を掛けたいメインの事柄に集中しやすくなりますよね。

何をしようかと考えるときに、そういう観点から、対象となることを探してみるのもいいと思います。

過去にやりかけて止めたことは「合わないから続かなかった」こともあるけれど、「合っているけれど、その他の事情で続かなかった」こともあるはずです。

たとえば「取り掛かる時期が早すぎた」場合など。

スピリチュアルなセンスが高く、予知的にものごとをとらえることが上手な人は、「こうしたらいい」「これをやってみよう」というひらめきが、「時期が早すぎて、うまく展開がなされない」ことがあります。

そういう視点で、過去の経験を振り返ってみると「あのときはうまくいかなかったが、もしかして今ならちょうどいいかも」と思える動きが、見つかるかもしれません。

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