若いうちの人間関係は、お互いの関係性がシンプルでわかりやすいです。ただし、自分の経験値の少なさで、うまくいかないこともあります。
年齢を重ねると、お互いの関係性に複雑さがでてきます。それまでの経験値がいきる場面もあるけれど、配慮しなければならない要素もふえていくので、別の大変さがありますね。
若いうちの人間関係とは、だいたい「自分と相手が横並び」か、「自分が下で、相手が上」になりますから、ふるまいがワンパターンですみます。
相手がどのような立場であれ、自分が相応に丁寧なふるまいをしていれば「まず、間違いがない」ですよね。
けれど、年齢を重ねていくうちに、自分が上になることもあれば、下になることもあり、横並びの中にも微妙な距離感の「いろいろ」がでてくるので、使い分けが必要になります。
たとえば、自分が上になるのに丁寧にし過ぎても、下になる相手が恐縮してしまったり、どう反応していいやら困ってしまうことにもなりかねず、
丁寧さの「度合い」が、なかなか難しかったりするんですよね。
年齢を重ねたことの経験値で、有利になる面ももちろんあるけれど、
使い分けをしていく必要性も高くなり、その分の大変さもあるので、
若いうちも、年齢を重ねてからも、人間関係というのは難しい学びになります。
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