たとえば、お祭りや、大きな商業施設など、人が大勢いる場所にいくと、とても疲れて気分がわるくなる人がいます。
知り合いと一緒に行動をするとか、その場にいる人と会話をするなどの関わりがないのに、そういう場にいるだけで疲れてしまい、イベントの楽しさよりも負担のほうが大きく感じられてしまいます。
これは、乗り物に酔うのと同じように、「人に酔ってしまう」状態です。
乗り物に酔うのは、物理的な振動によるものですよね。人に酔うのは、自分以外の人達が放つエネルギーの振動によるものです。それらに、自分のエネルギーが揺り動かされて、酔ってしまう状態になる敏感な人がいるということです。
人はそれぞれ、固有の(振動をする)エネルギーを放っています。スピリチュアルな表現として、この放っている振動のことを、波長や波動とよぶこともあります。
人との関わりは、そうしたエネルギー同士の関わりでもあり、お互いに影響を与えあっています。
人が大勢いる場所は、「さまざまな振動のエネルギーが放たれている場所」なので、エネルギーに敏感な人は、その場にいるだけで、エネルギーを多方面からあびることになり調子が乱されることがあるのです。
不調になる場合の、作用のしかたは、大きくわけると2つです。
①楽しみの要素がある場所。
お祭りなどの、楽しみの要素があるイベントは、参加している人たちも、期待感や高揚感があるので、活気のあるエネルギーを放っていることが多いです。
そうした活気に満ちている場所に身を置くことで、刺激をうけて、自分も活力がわいてくるというプラスの作用を受けられるので、利点もあるのですが、その刺激が大きくなりすぎると、活力の大きさによって、まるで追い立てられて走らされたかのような、疲労感につながることもあるのです。
②楽しみの要素がない場所。
逆に、通勤時の電車など、皆があまり楽しみにはしていない状況(^_^;)であれば、その場にいる人たちのエネルギーもテンションは下がり気味です。
そうしたエネルギーに、自分も引き下げられて、エネルギーのめぐりが遅くなるような、重くなるような、やる気が下がってしまうような形の不調和がでやすいようです。
コンディションを整えておくとよい。
誰もが、お互いのエネルギーの影響は普通に受けていますし、与えてもいます。
その度合いが、大きい人と小さい人という個人差があるということです。
影響のうけやすさはうまれもった性質が関連しますが、実際にどんな影響をうけるか(うけないか)は、そのときのコンディションにかなり左右されます。
よいコンディションに整っている状態であれば、影響を最小限にすることもできます。
敏感な自覚がある方は、そういう場にいく必要があるときは、当日の少し前から準備をして備えておくといいでしょう。
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