まずは知識を集めて、次に行動をとる、というくり返し。

なしとげたい目標があるなら、どのようにするといいか、そのために何が必要なのかという「知識を集めること」は「入口」の作業として必要です。

その次の段階として、知識を自分の中に根づかせていくために「行動すること」が必要です。どんなことも行動してみてわかることで、頭の中だけの理解では「わかる」が積み重なっていかないものです。

幻想的な風景で本を読む女性

知識が集まりすぎると、逆に動きだせない。

知識を集めることは必要ですが、しかしそこにばかり力を掛けてしまうと、集まったものの重さで、軽快な動きができなくなります。

または、集まったものの嵩(かさ)で、進んでいく道が埋まってしまい、入口に留まったままになることもあります。

ある程度の知識が集まったら、そこでいったん切り換えて、その時点でできる行動をとってみることがいいでしょう。

行動して検証しながら進んでいく。

意欲はあるのになかなか動きだせない理由のひとつに「行動をしたとしても、うまくいかなかったら手間が無駄になるので、もっとよく備えて無駄なく動きたい」というものがあります。

しかし、無駄かどうかは行動してみてわかることで、事前に頭の中でどれほど考えても、実際の展開のすべてを想定することはできません。

すべて事前に把握ができて、きっちりと進むルートが確立されてから動いていけたらよいけれど、この世の学びというのはなかなかそのようにいかず、、、

集めた知識をつかって動き、必要か不必要かの判断をして不必要なものを減らし、新たに必要なものがあれば集めて、また行動をしてみて・・・というように、動いて検証しながら進むことが「一番効率がよい進み方」になります。

一見、無駄が多いように思えるけれど、いきなり結果にはたどりつけないことで、プロセスから学ぶこともでてきますから、ある程度の知識が集まったら、一歩を踏みだしてみましょう。

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